

▶︎とある少年
名前: 諄ヰ音甕(くどいね よう)
星が大好きで、人々のために平和を願っていた少年。普通の男の子。
少年も星がどれだけ汚くて、醜いのかを解かれた一人だった。
言葉も話せない時から永遠に言われ続ける教育。最初の頃は少年も星が怖かった、村の神様が正しくて、空からこちらをみているであろう星は悪いものだと思っていた。
だがそんな少年が五歳の誕生日の日だ。
その日の夜は、風が強かった。星に見られないように、村の人々は寝る。
少年もそれにならって、眠ろうとしていたが眠れず。ベッドから起き上がり、一緒に寝ようとドアに行った時だった。
立て付けが悪かったのだろう。窓が勢いよく開いてしまった。そして少年は見てしまった。
いや、見られてしまった。
少年の黒い目の中には満天の星空が反射していた。2月1日、星と目が合った日だ。
8歳の時だ、それが両親にバレてしまった。見られてしまった。だが少年は信じていた両親はきっと変わらず自分の味方でいて愛してくれると。そんなことはなかった。
少年は、生贄として、両親から見捨てられた。人としての権利もなくした。毎日浴びせられる暴力と罵声。生贄に捧げられるのは12歳の誕生日の日だと。決められた。
村には少年以外にも、星を愛している人がいたが、その人達も全て少年に罪を被せた。
最初は抵抗していたが、抵抗すればするだけ、酷くなる行為に少年は諦めた、全て自分が悪いのだと、しょうがないと思い込んだ。
そして、星を見るたび、願った。どうか早く死なせてほしい。
■諄ヰ音 甕 くどいねよう
博ヰコスモに造られた、人造アンドロイド、
見た目や質感、触り心地は普通の人間、内蔵に機械を埋め込まれてたりする。
生前の記憶はほぼない。断片的に思い出せそう。というだけ。
・致命的な損傷
・窒息
死にはしないが強制的にシャットダウンしてしまう。
生前は善性に溢れていたので、どれだけ自分が理不尽なことをされても、恨んだりしたことがない。
現在は、生前されたことが身体に残っているのか、コスモが人間を恨む気持ちが強いのか分からないが、人間に対して強い嫌悪感を抱く。顔には出さないが。
人間の体を持ちながらアンドロイドの側面を持っているため、生前の記憶がない。
感情も欠如しており、楽しいや嬉しいという感情が一切ない。マイナスな感情がとても強い。
頭に浮いてるヘッドホンが諄ヰ音のアップデートするために必要なもの。
眠れない諄ヰ音に無理やり睡眠導入剤を流し込んだりしている。
諄ヰ音本人は頭がビリビリするため嫌。でも肉体は人間的要素が強いのでしょうがない。
(だけど昼寝等は好き。明るいところでは寝れる。)
痛覚等はない、欠如してる。
